SSブログ

シニアライフをどこで暮らすのか [シニア・住宅]

シニアライフを考えていく上で、非常に大きなポイントとなるのが
「どこで暮らしていくのか」という問題です。できることならば、住み慣れた
自宅で自立した生活をしていく事を望まれている方が多いと思います。
しかし、現実には高齢になるにつれて高まってくる、健康や認知症などの
問題を避けて通ることはできません。介護や他の人の支援をどう受けるか
について考え、準備を進めておく必要があります。

今回は、自宅で生活をしていく上でのポイントについて考えます。

自宅でのシニアライフを考えていく上で、第一に考えなければ
ならないのは自宅の立地環境です。
高台にあって、坂や階段が多い場所であったり、近くに商店などがなく
日用品の買い物にも車が必要であるといった場合、加齢とともに
足腰が弱くなってくると、どうしても出かける事が面倒になります。
自宅にこもりがちになることは、要支援・要介護への状態へ進んでいく
事を早めてしまう可能性があります。
また、私の住む札幌のような冬に雪の多い地域などでは、戸建住宅
の場合、雪かきなどの問題もあります。
将来的にどのような問題が起こる可能性があるのかを、もう一度
確認しておきましょう。

次に住居のリフォームについてですが、玄関周りや室内の
段差などの解消を考えていく必要があります。高齢者の家庭内事故
の原因のひとつが転倒・転落です。思いもよらない事故を防ぐ為にも
早めの改修を行っていく必要があると思われます。
 それから室内の手すりの設置です。廊下・階段・トイレ・浴室・玄関
などにそれぞれ必要となります。
 また、将来車いすを使用することを想定した場合に、玄関ドア、室内ドアを
引き戸に変えておくことも検討する必要があるかと思われます。

これらのリフォームについては、各市町村などでの助成金などの
支援もあるので確認をしておくとよいでしょう。
ちなみに札幌市では、札幌市住宅資金融資制度という無利子で融資を受ける
ことができる制度があります。

札幌市住宅資金融資制度(平成24年1月31日まで)
http://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/03reform/yuusi/yuusi.html

最後に高齢単身者の場合の自宅生活のポイントを見て行きたいと
思います。最近の世帯事情を見てみると、一人暮らしの高齢者世帯が
急増しています。離れて暮らす家族と、何かあった場合にどう連絡を取り合うのか
について話し合っておく必要があります。またご近所同士のコミュニケーション
も重要になってきます。今まであまりなじみのなかった人も、できるだけ
地域の会合・イベントに参加するなどして近くに頼れる人を作っておくと
安心です。
 その他では、地域の支援センターや各自治体の福祉窓口など、なにか
困ったことがあった場合にどこに相談すればよいのかを確認して
おくと安心です。
最近では、高齢単身者をサポートする為の「見守りサービス」を
行っているNPOなどもありますので、情報収集しておきましょう。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

-|高齢者施設・住宅の種類と特徴 1 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。