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高齢者施設・住宅の種類と特徴 1 [シニア・住宅]

高齢者向けの施設・住宅については、種類も多くまたその違いも非常に
分かりにくいという声をよく聞きます。そこでそれぞれの施設・住宅の
特徴を簡単に説明していきます。

●ケアハウス
個室でプライベートを確保しながら生活することができます。
公的な助成や収入に応じた助成制度も利用できることから
比較的低額で入居することができます。「自立型」と「介護型」が
あり、自立型は要介護度が高くなった場合に、退去しなければ
ならないケースもある。介護型は施設のスタッフによる介護サービス
を受け、基本的に週末まで暮らすことが可能であるが、重度の医療が
必要な場合や、認知症が進んでいる場合などに対応できない
施設もある。

●特別養護老人ホーム
入居条件は、65歳以上で常時介護を必要とし、自宅では適切な
介護を受けることが困難な人。全国に約6,000施設あり、40万人
以上の人が入所している。地方自治体や社会福祉法人が運営主体
となっており、比較的安価で入所できることから、非常に人気が
高く、現在約42万人もの待機者がいる状況となっている。
要介護度が高く、緊急性の高い人から入居させており、介護度の
低い人の入居は難しい。住居費については、前年度の所得によって
減免を受けることができる。

●住宅型有料老人ホーム
個室と食堂や娯楽施設等の共有スペースからなり、食事等の
生活支援サービスが提供される。各個室は基本的にキッチン・
バス・トイレ付で、一般的なマンションの雰囲気である。
介護が必要となった場合も住み続けることは出来るが、介護は
別契約で外部の介護サービスを利用することとなる。
要介護度が重くなった場合に、介護サービスの利用が増え
介護保険で賄いきれないと言った状況になる可能性もある。

※日本FP協会発行 FPジャーナル10月号より一部引用・抜粋
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